皆様こんにちは😊
東北北部も梅雨明けし、これで全てのエリアで梅雨が明けたことになりましたね💡
梅雨が明けた直後は暑さに慣れていない分、体温調節が十分にできず、熱中症になりやすいといわれています。
皆様どうぞ万全な対策をしてお過ごしくださいませ。
今日は、これからの厳しい夏を乗り切るためにピッタリな『甘酒』をご紹介したいとおもいます💡
甘酒と聞くと初詣で飲む「酒粕甘酒」のイメージもあり、冬の飲み物というイメージもありますが、実は俳句では夏の季語とされています。
それは江戸時代、夏バテ防止に「糀甘酒」が飲まれていたためです。
暑い日に甘酒売りが甘酒を売り歩く姿は夏の風物詩で、疲労回復や栄養補給として庶民にも愛されていたそう。
甘酒の中でも
明治39年に創業、100年以上にわたり伝承されている糀製法を守り、厳しい品質管理体制のもと製造されている宝来屋さんの『甘酒』をご紹介したいと思います。
国産米使用で砂糖・添加物は一切使っていない、糀だけのスッキリした甘さのあま酒です。
料理での砂糖・みりんの代わりや、お菓子作りにも使えます。
1.創業100年以上の老舗の糀屋が造った米こうじ100%の純粋な甘酒(添加物・砂糖不使用・アルコール0.00%)
2.甘酒の歴史
3.「酒粕甘酒」と「糀甘酒」のちがい
4.「糀甘酒」の「糀」はどんな働きをしているの?
5.甘酒は「飲む点滴」・「飲む美容液」と言われるほど、健康・美容・ダイエットに万能な飲み物
6.甘酒の効果的な取り入れ方
1.創業100年以上の老舗の糀屋が造った
米こうじ100%の純粋な甘酒
添加物・砂糖不使用・アルコール0.00%
小さなお子様や妊婦様も安心してお召し上がりいただけます。
コーシャ(Kosher)認証とは?
コーシャ(英語:Kosher)とは「食べて良い食物」の意味。ユダヤ教の食事に関する規定「カシュルート(食事規定)」から派生した名前です。コーシャ認証を取得するには厳しいチェックがあるため、食品の安全性を証明するものとして高い信頼があります。アメリカのスーパーマーケットなどでは、コーシャ認証品の専用コーナーが設けられるほど人気があります。
コーシャ(Kosher)認証の特徴
1.原材料 2.加工方法・調理方法 3.添加物
以上の項目を厳格にチェックし、合格した製品だけコーシャマークを付けることが許されます。コーシャ認証を得ることで、衛生的で健康的な食品として世界から信頼を得ることができます。
2.甘酒の歴史
甘酒は天甜酒(あまのたむざけ)、「一夜酒」(ひとよざけ)、醴酒(こさけ、こざけ(「濃い酒」の意))」と呼ばれていました。
「日本書紀」に木花咲耶姫(このはなさくやひめ)という酒造りの神が天甜酒(あまのたむざけ)を造ったという話がのっています。
古墳時代、朝鮮半島から渡ってきた渡来人の酒造りは米芽を糖化剤として蒸し米を糖化して作る「一夜酒」(今日の甘酒のようなもの)です。
その後米芽造りの過程の中で麹菌が入り込み蒸し米についた麹菌で米バラ麴ができる。
4世紀から10世紀に至る間にバラ麴から蒸し米を糖化して造る醴(甘酒)から今日のような清酒というようなお酒に変遷してきたといわれています。
万葉集(第5巻)に糟湯酒(かすゆさけ)が出てきます。 ここでは酒粕甘酒が冬の季語に使われています。
平安時代、夏場に貴族が冷やした甘酒を飲んでいました。
室町時代、大衆飲料として甘酒売り(にない売り)が登場。「醴酒」として売られていたという記述があります。
江戸時代、甘酒売りの商売が生まれ、栄養豊富で体力回復に効果のある夏の飲み物として庶民の間に普及しました。
当時の江戸幕府は庶民の健康を守るため、老若男女問わず購入できるよう甘酒の価格を最高で4文に制限しており、武士の内職としても甘酒造りが行われていました。
3.「糀甘酒」と「酒粕甘酒」のちがい
酒粕(さけかす)甘酒
名前のとおり、酒粕を使ってつくられた甘酒です。お正月やお祝い事などでいただくイメージの方が多いのではないでしょうか? 日本酒などのもろみを絞った時に出る酒粕を水でといてのばし、砂糖を混ぜ込んで甘みをつけた飲み物です。 酒粕には約8%アルコールが含まれていて、酒粕甘酒になった場合にも1%未満ではありますが、アルコール成分が残っています。 酒粕に含まれる栄養素を摂ることはできますが、アルコール成分と大量の砂糖が加わっているということで、子どもやお酒の弱い方、日々の健康習慣という面では不向きかもしれません。
糀(麹)甘酒
酒という言葉が入っていますがアルコールは一切含まず、「糀とお米」を醗酵させてつくられます。 醗酵の過程で豊富なビタミンが生成されます。主に身体の代謝を助けるビタミンB群が豊富に含まれているので、その点が美容や健康への効果が期待できるとされています。 そして糀に付着する糀菌は、アミラーゼという酵素を分泌し、お米のでんぷんをブドウ糖に分解。砂糖が一切含まれていないのに甘いのは、このブドウ糖の自然な甘みのおかげです。 アルコールも砂糖も使っていないので、子どもや年配の方も安心して飲むことができます。
4.「糀甘酒」の「糀」はどんな働きをしているの?
糀菌が持つ「酵素」が元々お米に含まれている栄養素を「分解」することで消化吸収がしやすく、そして栄養成分を増やしてくれています。
【主な「酵素」とその役割】
■プロテアーゼ
プロテアーゼという酵素はたんぱく質を分解することで、免疫や体力の向上、美容にも欠かせないアミノ酸を生成します。
■アミラーゼ
アミラーゼという酵素はデンプンを糖化し、ブドウ糖に分解。ブドウ糖は吸収が早く、脳にも欠かせない栄養素です。そしてその自然な甘みのおかげで、砂糖を使用しなくても自然な甘さを味わうことができて健康的。
その他にも脂肪を分解するリパーゼや、植物繊維をオリゴ糖に分解するセルラーゼという酵素も含まれています。
美容や健康によい「酵素」
消化や新陳代謝や免疫力、自然治癒力を上げるためには欠かせない「酵素」。一生のうちで自分の力で作り出す量は限られているので、美容や健康のためには積極的に食事や飲み物から摂ることが必要です。
5.甘酒は「飲む点滴」・「飲む美容液」と言われるほど、健康・美容・ダイエットに万能な飲み物
①消化吸収を助けるので、胃腸に優しい
甘酒に含まれるブドウ糖は、麹菌によって既に分解済となっているため、効率よく体内にエネルギー源を吸収できます。その他にもアミノ酸、ビタミンB群、ミネラルなどが豊富に含まれているのですが、なんとこの成分は点滴と同じなんです!麹菌には一緒に摂った栄養の消化吸収を助けてくれる働きもあるので、胃腸にも優しく、夏バテなど胃酸が出にくいときに最適です。
②腸内環境を整え、便秘の予防・解消、免疫力アップ
甘酒には食物繊維やオリゴ糖も豊富に含まれています。これらの成分は、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれる働きがあるので、便秘の予防・解消にもつながります。麹菌は、死骸となっても腸内にいる善玉菌の餌となり、免疫活動を活性化させて免疫力アップも期待できます。
③血行と代謝を促進。美肌効果も抜群!
女性は特に注目したい、美容効果!ビタミンB群も豊富に含まれている甘酒は、血行と代謝をアップさせ、毛細血管の隅々にまで身体が求める栄養素を届け、老廃物を流してくれます。麹菌は、飲酒・喫煙・ストレスなどで欠乏しやすい、皮膚の状態を整える働きのあるビオチンを含んでいるので、目の下のくま、肌荒れ、しみやくすみにも効果的です。
④ダイエットの強い味方に
ブドウ糖には消化補助の他にも血糖値を上昇させる作用があり、少量でも空腹感を抑えてくれるので、上手に使えばダイエットの心強いパートナーにもなってくれます。 また、イライラを抑えるGABAといったアミノ酸由来の物質も含んでいるので、食べ過ぎを防止に繋がります。ダイエット中、どうしても甘いものが食べたい時は、ダイエットのサポート飲料として甘酒を使ってみてはいかがでしょう。
⑤抗酸化作用で生活習慣病の予防
麹菌に含まれる酵素は抗酸化作用があり、老化の元となる活性酸素の発生を抑制してくれる働きがあります。 動脈硬化や高血圧などので生活習慣病の予防にも役立ち、女性特有の悩みである生理痛や生理前のイライラ、肌荒れといった月経前症候群の解消、母乳の出を良くする効果もあるといわれています。
6.甘酒の効果的な取り入れ方
基礎代謝をアップする朝に
甘酒はご飯よりも素早く吸収されてエネルギーになります。豊富な栄養素を取ることでカラダが活性化し、やがて基礎代謝が上がって行きます。朝食に、スポーツの前におすすめです。
フルーツと一緒に(フルーツ甘酒)
ビタミンCが豊富な苺、レモンやグレープフルーツ、みかんのような柑橘系。 カリウムが豊富なリンゴや桃、梨は、夏の間のむくみがあるときに効果的。 食物繊維やオリゴ糖が豊富なバナナやキウイなどは腸内環境を良い状態で維持するにも非常に役立つ組み合わせです。
作り方は簡単!フードプロセッサーやブレンダー、ミキサーなどでフルーツと甘酒をブレンドするだけ。
砂糖やみりんの代わりに調味料として活用し甘味、うまみをアップ!
麹甘酒は、麹菌の発酵のパワーでデンプンが分解され糖(ブドウ糖)を作ることやタンパク質の分解などが行われています。
肉や魚などを漬け込むことで、身が柔らかくなり美味しさが増し、消化吸収されやすい状態で体内に取り入れることができます。
この働きで甘みが増すほか旨みも引き出され、砂糖やみりんの代わりに使うことができます。
砂糖や牛乳の代わりに甘酒を使ったり、ヘルシーなスイーツ作りにもぴったりです。
*** 『選りすぐり館』若女将 なみへい ***
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