皆様こんにちは😊
今日は、国産の乾燥椎茸を粉末にした『しいたけっ粉』をご紹介したいとしたいと思います。
きのこの中でも、身近な存在のしいたけ🍄
実はすごいんです✨
三大うま味成分と呼ばれている【グルタミン酸】【イノシン酸】ともう1つは?
それは干ししいたけの【グアニル酸】です!
干ししいたけ以外で【グアニル酸】を含んでいる食材には、のり、ドライトマト、乾燥ポルチーニ茸などがありますが、含まれている【グアニル酸】の量を見てみると💡
ーグアニル酸の含有量(100g中)ー
干ししいたけ 150mg
のり 3〜80mg
ドライトマト 10mg
干ししいたけがダントツです!
5つの基本味は(甘味・酸味・塩味・苦味・うま味)と言われていて
5つめの味【うま味】は、第一回うま味国際シンポジウム(1985年)で世界に発信されると、英語でも【umami】と呼ばれるようになり、今や世界中の料理人や美食家たちが注目する世界共通語となっています。
そして生椎茸よりも、干し椎茸は、うま味だけでなく栄養価も高いんです🍀
良質な干しいたけをとても手軽に、うま味と栄養をまるごと摂取できるよう粉末にした『しいたけっ粉』について、
乾しいたけの高い栄養価からいろいろな使い方まで詳しくご紹介していきたいと思います🎵
国産(島原産)の乾燥椎茸粉末
『しいたけっ粉』(無添加)
原木仕込みの山育ち 島原しいたけ
島原市の山間部に入っていくと約5万本ものくぬぎの木に植えつけられた原木椎茸の姿が圧巻です。
肉厚でほどよく白い亀裂の入ったかさは、良品の証。
森の香りがする「原木生椎茸」は、肉厚で歯ごたえ抜群!かめばかむはど味が染み渡ります。
↓
この良質な原木椎茸を乾燥させます。
干し椎茸にする事により栄養価もアップし、乾椎茸の戻し汁で作る炊き込みご飯や煮物は味わい深く風味豊かです。
↓
この良質な原木乾椎茸をさらに粉末にしました。
戻し汁をとる手間もはぶけ、手軽に幅広いお料理に使用でき、旨味がアップします。
生しいたけの3~30倍!?と言われている干し椎茸の栄養素・栄養成分
しいたけには、子どもからお年寄りまであらゆる年代の人々に必要な栄養がたっぷり含まれています。
また、しいたけは生で食べるよりも、乾燥させることでうま味とともに栄養もかなりの倍率でアップします。
・菌床栽培の生しいたけ
・原木栽培の生しいたけ
・乾しいたけ
の別に比べてみましょう。
栄養素を見ていくと食物繊維、カリウム、ビタミンD、葉酸がたくさん含まれています。
【菌床栽培の生しいたけの栄養素】
食物繊維…4.2g、カリウム…280mg、ビタミンD…0.4μg、葉酸…44μg
【原木栽培の生しいたけの栄養素】
食物繊維…5.5g、カリウム…270mg、ビタミンD…0.4μg、葉酸…75μg
【乾しいたけに含まれる栄養成分】
食物繊維…41.0g、カリウム…2100mg、ビタミンD…12.7μg、葉酸…240μg
生しいたけと比べてみると、乾しいたけは約3〜30倍も数値が高くなっていることがわかります。
「乾燥するだけ」でこんなにも栄養素が増えるとは驚きです。
しいたけの効果・効能
では、しいたけにたくさん含まれているそれぞれの栄養素は、私たちの健康にどんな効果・効能が期待できるのでしょう?
【子どもの成長を助ける高栄養食材】
成長期の子どもにとって、とても大切なのが「骨」の成長。
カルシウムは排出されやすい栄養素なので、吸収を助ける栄養素とセットで摂取すると効果的です。
カルシウムの吸収を促すのが、しいたけに豊富に含まれている【ビタミンD】。
また【ビタミンD】は、脳神経の発達を促す作用もあると言われています。
カルシウムを効果的に摂取するには、乳製品と合わせた食べ方がおすすめ。
「しいたけポタージュ」
「しいたけ入りグラタン」
さらに乳製品の発酵食品であるチーズをトッピング。
しいたけの食感や香りが苦手なお子様に!
いちど苦手になってしまうと、みじん切りにしても目でしいたけがわかったり、食感でたべてくれなかったりしませんか?
ハンバーグや餃子の具、お子様の好きな料理に、「しいたけっ粉」のパウダーをまぜてみてはいかがでしょうか。
良質なしいたけのしいたけっ粉は、苦手になってしまう独特の臭みがなくしいたけ本来の優しい香りと旨味があります。
【妊活中、妊娠中の食事にもオススメ】
【葉酸】がたくさん含まれているしいたけは、妊婦さんにも積極的に食べてほしいと思います。
【葉酸】はビタミンB群のひとつで、細胞の生産や再生を助けてくれます。さらに赤血球やDNA=核酸をつくる働きもあるため、胎児の成長に欠かせない栄養素だと言えるのです。
※厚生労働省の食事摂取基準によると、日本人女性の葉酸の推奨摂取量は1日あたり240μg、妊婦の場合は480μg、妊活中は食事性240+サプリメント等から400μg となっています。
妊娠中だけではなく、授乳中にも積極的に摂ることをおすすめします。
生しいたけだとかなりの量になってしまうので、乾しいたけまたは乾しいたけの粉にして
海苔(100g中1900μg)、鶏のレバー(100g中1300μg)、ほうれん草(100g中210g)など同じく葉酸を多く含む食材と一緒に料理するのがおすすめです。
「にらレバ炒め」調味料にしいたけっ粉を混ぜて
「五目炊き込みごはんに海苔をトッピング」
出汁にしいたけっ粉
「ほうれん草の白和え」
調味料にしいたけっ粉を混ぜて
【ダイエットにも効果的】
しいたけに豊富に含まれている【カリウム】は、体内の水分バランスを調節してくれる栄養素でむくみの解消に効果的です。
【食物繊維】は腸内環境を整え便秘の解消に効果があることでよく知られていますね。
ただし、しいたけに含まれている食物繊維は「不溶性食物繊維」が多いので、「水溶性食物繊維」とバランスよく摂取することが大切です。
ちなみに、乾しいたけには、生しいたけの約10倍もの食物繊維が含まれています。
水溶性食物繊維は果物や野菜、コンブやワカメなどの海藻類や、コンニャクに含まれるグルコマンナンなどに豊富にふくまれています。
↓(すべて出汁にしいたけっ粉使用)
「しいたけとコンニャク根菜の煮物」
「わかめ(海藻)のお味噌汁」
「わかめ(海藻)のスープ」
毎日食べるお味噌汁の具として海藻としいたけを合わせてみてはいかがでしょう?
【血液サラサラ!老化防止、生活習慣の改善を助ける】
しいたけに豊富に含まれている【ビタミンD】は、骨の吸収を助ける役割があり、骨粗しょう症の予防につながります。
また、しいたけには【エリタデニン】という成分も多く含まれています。
きのこ類のなかでもしいたけとマッシュルームに特有の栄養素で、特にしいたけに多く含まれており、血圧抑制効果、血管のつまりやコレステロールの増加を防ぐ効果があると言われています。
毎日食べ続けることで血液サラサラ効果が期待でき、アンチエイジングや生活習慣病予防のためにも継続的に摂りたいものです。
※エリタデニンは水に溶けやすいので、乾椎茸を使った場合は戻した出汁も残さず使いましょう。
しいたけ独特の香りのもとである【レンチナン】という成分は免疫力を高めてくれると言われています。
「しいたけっ粉」は和・洋・中・お菓子にまで様々な料理に活用できます。
(目安)
お米2~3合に大さじ1
お味噌汁に2~3人前に大さじ1
●お味噌汁やスープに入れて
●ご飯を炊くときに混ぜて
●炒め物に
●アヒージョやピザソースにも
●カレー、シチュー、パスタに
●ハンバーグお好み焼き、キッシュの生地に混ぜて
●パウンドケーキ、おからクッキーの生地に混ぜて
*** 『選りすぐり館』若女将 なみへい ***
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