皆様こんにちは😊
今回はビックリするほど美味しいパックご飯をご紹介したいと思います💡
お米の特A産地として有名な、福島県須賀川市の生産者集団が栽培するコシヒカリを使っています。
「うまい米」を届けるために徹底的に拘っている生産者の姿をお伝えしたいと思います。
[稲田米が美味しいわけ]
1.種籾が違います。
一般的に種籾は農協から種子消毒されたものを買って苗を育てるのですが、
こちらでは自分の種籾を使い、さらにお湯を利用した特殊な方法で農薬を使わずに種子消毒をしています。
旨さと安全性にこだわっています。
2.育苗方法の違い
一般的には育苗器を使うかビニールハウスで苗を育てますが、ここでは青空のもとで育てます。
甘やかさず、厳しい環境の中でたくましい苗を育てるのです。
米作農家には昔から「苗七分作」という先人からの教えがあります 。
苗の出来具合で米の良し悪しの70%が決まるという意味です。
ここでは、苗を育成させる床土用にわざわざ栃木県から弱酸性の「赤土」を取り寄せています。
別の土地の土で生育させることで土着の病気を防げるのです。
農薬を使わなくても、苗を病気から守ることはできるのです。
この「赤土」は粒が粗く、水にも溶けにくいので、自家製有機発酵肥料の栄養分を含んだ水が均等に苗の根に行き渡ります。
必要以上の肥料を与えなくてもいいので、肥料過多による食味の低下も防げます。
このようにして育てた稲は茎が太く、根もびっしり張っています。
3.自家製の有機発酵肥料
新鮮な籾殻、米糠、茸菌床の残さからオリジナルの肥料を作って田んぼに入れ、根が呼吸しやすい健全な土を作っています。
4.刈入れ→乾燥→貯蔵
刈入れ後の乾燥は一般的に火力乾燥(約60℃)で強制的に6~8時間で終わらせます。
ここでは、ガラス張りの太陽熱乾燥施設を使用し、太陽熱(約35 ℃)で2~3日かけてじっくり乾燥させています。
日中の乾燥、夜中の放熱という手間をかけることで、糠表面の脂分が保たれます。
米粒の胴割れ(ヒビ割れ)や、水分ムラも防いでくれるので、口に含んだときの食感が違います。
太陽熱乾燥はエコロジーにも貢献しています。
火力乾燥によって排出される多量の二酸化炭素を削減できるからです。
5.貯蔵方法の違い
一般的な玄米保管ではなく、籾殻がついたままの「モミ貯蔵」をしています。
玄米保管では、玄米に含まれる糠が酸化して、品質劣化してしまうからです。
「モミ貯蔵」といっても単にコンクリート製のサイロに押し込んでいるだけではモミを生きたまま保存することは難しいです。
この場合も、モミが自らの呼吸で熱をもって、どんどん劣化してしまうんです。
それを防ぐために、こちらではライスダムを改造して、上下からの送風設備と2本の撹拌棒を装備し、常時、温度と湿度を管理できるようにしています。
この調湿調温により生きたままのモミが熟成し食味が増します。
さらに、脂肪酸の増幅を抑え、古米化を防いでくれます。
6.精米へのこだわり
精米時に気をつけなくてはいけないのは、極力「穀温を上げない」こと、そして「傷を付けない」ことです。
精米は米同士を擦り合わせるので摩擦熱が発生します。その際に穀温が上がれば上がるほど品質が劣化します。
傷がつくと舌触りが悪いのはもちろん、炊飯時に傷から水分が入り 、旨みと粘りのもとであるデンプン質が溶け出してしまいます。
これらを防ぐために、手間をかけて2段階で精米しています。
まず「研削機」で少しだけ削り、次に「精米機」にかけるのです。
さらに、季節やその日の気温や湿度によって微妙に圧力を調整しています。
精米が終わると次は米粒の大きさを選別します。
ロータリーシフターと呼ばれる選別網を内臓した機械で振るいに掛けます。
ここでも通常より網目を大きくし、歩留まりを犠牲にして粒張りの良いものだけを残します。
粒が揃っていることで食感が格段によくなるのです。
このように稲作から保管、精米に至る全てに、ひとつとして手を抜くことなく、ひたすら「うまい米」を届けることに情熱を注ぐ方たちのお米を使って、このパックごはんはつくられているのです❗
パックごはんの製造過程においても、特殊な装置により 加圧高温蒸気で殺菌することにより、無添加での長期保存を可能にしています。
とっても美味しいので、ぜひ一度召し上がってみてください🍀
*** 『選りすぐり館』若女将 なみへい ***
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